こんにちは、コンテナイズムです。那須の傾斜地のコンテナハウスの基礎工事もいよいよ鉄筋組み立てに入ってきました。現地は寒くなる一方ですが、職人さんもがんばってもらっています。
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傾斜地のコンテナハウスだから、基礎は高額になります
傾斜地に建つコンテナハウスの基礎は、普通の基礎ではなく、かなりゴツイです。
基礎工事は、コンテナハウスに限らず大変重要な工事であるので、構造計算を基に設計を行います。
このような傾斜地の場合、基礎工事は、大がかりになり、コストが掛かるのではじめに、予算取りをしておくことが肝になります。
基礎工事は、鉄筋が組みあがると、生コン車で搬入し、ポンプ車で流し込みます。今回は、基礎の柱が、1,4mほどあるので、鉄筋、生コンに加え、型枠もコスト増のポイントになります。
今回、なるべくリーズナブルにする為に、この基礎の柱の型枠にボイド管を用いる事で、コスト削減をしています。350φのボイド管を用いる事で型枠の手間を減らそうという趣旨です。
聞けば簡単な事ですが、構造設計と協議をして構造耐力を保ちつつコストダウンを計るのも、コンテナイズムの設計です。
基礎工事は、仕様によってコンクリートを打設する回数が異なります。結局のところ、この打設回数で基礎工事の工期が決まると言っても過言ではありません。
今回は柱のベースで一回、地中梁で一回、柱で一回の計3回の打設になります。
これは現場で地中梁の鉄筋を組んでいる様子です。最近は工場で鉄筋を組み上げてから、現場に搬入して設置する、ユニット鉄筋が流行っています。リーマンショック以来鉄筋工が減ってしまったので、現場で組み上げる事が難しくなったという事もありますが、地方ではやはりまだ鉄筋を現場で組み上げる事が多いです。今回の基礎屋さんも現場で3人がかりで地中梁の鉄筋を組んでいます。地中梁で約3日間ほどではないかと思います。
あとがき
那須の地域は、そろそろ雪が降ってきました。今年は暖冬とのことで少しは安心ですね。来年は、コンテナ設置です。楽しみです。