こんにちは、コンテナイズムです。コンテナハウスの開口部、つまり窓の大きさのご質問を頂く事が多いので、今回はそのお話です。

コンテナハウスの構造は梁と柱の重量鉄骨構造

コンテナイズムのコンテナハウスは、大開口が可能です。

下の写真の様に、バルコニーとして使った事例では、全面を大きな開口にしています。

コンテナイズムのコンテナハウスの開口は大開口が可能

コンテナイズムのコンテナは、建築基準法の構造計算を行っているので、

20ftのコンテナの開口に関して

20ftの場合、4隅に柱とそれを繋ぐ梁があります。その間は開口が可能になります。もし開口を取ろうと思えば、5m40cm近くまでの大開口が設計可能になります。これは重量鉄骨構造だからこそであり、木造などでは対応しにくいデザインです。ただ、その場合、サッシが非常に高価になってくるので注意も必要です。

40ftのコンテナの開口に関して

40ftの場合、コンテナの長さが約12mになります。この場合中央付近に、もう一本柱が必要になるので、四隅+中央の柱で合計6本の柱になります。そのため、11mほどの大開口は作れませんが、 5m40cm ほどの開口が2か所作れます。これだけでも十分だと思いますが、下記の場合は注意が必要です。

将来移設を考えて、設備の解体が出来できない

窓などの開口部として考えるにはこれだけの大きさはまず問題ないと思いますが、コンテナハウスを考える上で、将来の移設と言う選択肢をおっしゃられる方が多いです。この場合、コンテナハウス自体は移設が可能でも、中で使っている工場機械や設備機器など解体するスペースがないなど、コンテナハウスサイズの限界が故の問題もあります。

将来移設を考えた時には、内部の機器を取り外しできるか、解体する事が出来るか、そういったスペースはあるかを、コンテナハウス建築時から考慮する事が必要になりますので、注意が必要です!!

大開口が出来るのだから、窓もデザインする

コンテナハウスの開口部デザイン

折角大開口なので、普通の引き違い窓やFIX窓はつまらない。だからこそ、サッシの割り付けを変えてデザインしたのが、この那須の事例。工事中ですが、雪の雰囲気も変わる開口部になっています。

コンテナハウスだからこそ、デザインにこだわりたい。そんな開口部です。