こんにちは、コンテナイズムです。昨今の社会情勢や気候変動など、今後の社会がどのようになっていくか不透明でもあります。

私達ができる事は限られていますが、コンテナのノウハウと今できる事をお話したいと思います。

セカンドハウス、別荘という複数の拠点の違い

そもそもセカンドハウスと、別荘の違いはご存知でしょうか。

セカンドハウスとは

セカンドハウスは、2つ目の住居と言う事で、あくまで住まいの延長線上にあります。たとえば、遠方通勤の為に、主たる住まいとは別に、会社近くに通勤の為の住居を構える事もセカンドハウスになります。また、毎週末、住居とは別の場所で過ごしながらリモートで仕事をする事もセカンドハウスになるでしょう。考える基準はあくまで、生活の延長線上に複数の生活拠点があり、そこに住まいがあることがセカンドハウスとなります。

別荘とは

では別荘とはどういったものでしょうか。普段生活している場所とは別に、短期的な避暑・避寒・保養・休養などの目的に設けられた一軒家やマンションなどで、日常生活の延長線上ではなく、余暇やレジャーに用いる住まいの事です。

似ているようで異なる、セカンドハウスと別荘

複数の生活する場所があるという点では同じように感じられますが、実生活の延長線上なのか(住居)、それとも贅沢品(住居以外)なのかで、様々な税制が異なってきます。

セカンドハウスは、「週末に居住するため郊外などに取得するもの、遠距離通勤者が平日に居住するために職場の近くに取得するもので、かつ毎月1日以上居住の用に供するもの」として定義
別荘は、「毎月1日以上の居住の用に供する家屋以外のもので、専ら保養のために供するもの」と定義

セカンドハウスは居住用なので、同様の税制優遇やローンが受けられる

セカンドハウスは、居住用なので、税制の優遇が受ける事が可能になります。たとえば

・固定資産税の減額
・都市計画税の軽減措置
・セカンドハウス専用住宅ローン(金利の優遇)

等々

細かくは、住宅の減税措置を調べてみると多々出てきますので詳細は割愛しますが、住宅としてのメリットが享受できます。

一方別荘は、贅沢品としての側面が否めませんので、こういった税制の優遇は期待できません。
その為、購入時には諸経費とされる(不動産取得税、登録免許税、消費税)等の金額の確認は必須になります。

税制などからは見えない、2つの拠点を持つ生活スタイルのメリット

セカンドハウス、別荘というものの違いをお話ししましたが、これは主に税制上のお話でしかありません。昨今の自然災害、ウィルス対策など含め、一か所に定住するというリスクがあることもわかってきました。

昨年の千葉県の暴風、台風災害、熊本県の地震災害、茨城県の河川の氾濫災害、等々多すぎて上げられませんが、もはやどこでどんな災害が起きても不思議はありません。1次産業の方達であればその土地から離れる事はできませんが、現在離れても仕事の出来る方達が増えていることも時代の流れでだと思います。

リモートワーク、テレワーク、こういった事を活用して生活していく時代も選択肢の一つとなるでしょう。

決して、別荘が贅沢品ではなく、デュアルライフが可能な住まいを人生の生活の保険の一つとして持つという価値観が生まれてもおかしくありません。

この観点から、シェルター機能として最高のコンテナハウスをおススメします。

コンテナは、避難、被災に耐えうるメリットがある

もう一度、コンテナの特徴をお伝えします

①海を渡ってくるほどの頑丈さ

嵐や、大きな揺れに耐えながら、何段にも積まれ、大海原を、渡ってくるコンテナとしての頑丈さ。多少暴風で当たっても凹んだりしますが、躯体に影響がないのがすごいところ。

何段にも重ねられたコンテナ

②コルゲート鋼板と鉄のデザイン性

外壁、屋根、柱共に、鉄で出来ています。特に印象的なのが、外壁であるコルゲート鋼板。この波々のかたちがコンテナという印象を与えてくれます。この意匠には好き嫌いが生まれます。

コンテナイズム
鉄板のコルゲート鋼板 コンテナイズム

③工期の短縮

コンテナハウスとして工場である程度作られてくるので、現場での工事を減らし工期の短縮を計れます。

躯体までが出来上がって搬入されるコンテナ

④鉄と言う単一材料で出来ているので維持管理が簡単

一般的な住宅だと、屋根の維持管理、木部の維持管理、外壁の維持管理、素材が異なるので、それぞれ劣化の原因も違い、耐用年数も異なります。一方コンテナは、鉄の材料一種類なので、維持管理の方法がたった一つ。塗装するだけです。耐用年数も鉄の単一素材なので、建物全体でほぼ同じ。

鉄の塊だから、維持管理も塗装

あとがき  原点回帰、住まいとしてのすまい

住まいは、そもそも、雨風をしのぎ、野犬や虫などから自分の身を守り、安全に生活を送るためにつくった設備なのです。

生活が豊かになって、デザイン性や、省エネ、間取りなど様々な付加価値が住まいに取り込まれましたが、基本的に住まいはシェルターなのではと思います。

今の時代だからこそ、コンテナの堅固性を、デュアルライフの一つに加え人生の保険に出来ればと思います。